イライラよ、さようなら Iさん

イライラ

2020.9.6
Iさんは、NPO法人TWFの会が主催する譲渡会に参加後、ワンちゃんの里親さんになられたのがきっかけで武司さんに会われたそうです。その時に視力の低下について話をし、その後視力が少しずつ回復していることを感じての本日でした。
Iさんは「最近何だかイライラします。仕事に行くと、どうしてもイライラするんです」と、少し困った様子で話していました。すると武司さんは、話が終わるや否や間髪入れずにきっぱりと、

「イライラするのはおかしいです!それを取ってしまえばいい!」

と直ぐにIさんの側に動かれました。

武司さんは、Iさんの肩を摩り、その手を少しずつゆっくりと頭の上まで上げていきながら、手のひらを優雅に動かし何かを掴むかのように取り除きました。流れるようなその手と指の動きには何か特別なものを感じます。「今はイライラしていませんので、よくわからないけど、仕事に行ってみます」とのIさんの返事に、武司さんは「人間って感情に左右されるんだ…取ってもまたくる。」と応えていました。その言葉に頷くIさんの顔が心なしかスッキリしているように見えました。
Iさんの仕事は飲食業です。次の日、仕事を終えてから届いたIさんの声です。
「ひと言で言うと何事もなく平和に仕事終了です。不思議といつもならスイッチ?が入る場面もスイッチオフのまま…武司さんに取っていただいたおかげかな。この穏やかな気持ちでずっといたい…」

レポーター k

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