言葉では表現できない辛さ「うつ」 Nさん

うつ病

2020.8.29

Nさんは、武司さんを一心な眼差しで見つめながら、か細い声で懸命に伝えていました。

「仕事やりたいのに仕事に行くと頭痛が起こって寝込んでしまって・・・やりたいのに続けられないです。何か言葉で表現できないくらいに辛くて、喋っていても辛くて・・・涙がいっぱいでてきて・・・

と話すNさんの目には、みるみる内に涙が溢れていました。

頷きながら話を聞いていた武司さんは、
娘を心配そうに見つめている父母に静かに語りかけました。

「世の中の精神的に病んでいる人を元に戻すにはコツがあるんだ、元に戻るまで頑張ろうね。でも子供をよくするには親の許可が必要なんだ
「許可・・・はい・・・」
「昔ね、子供の肺病を治したら、後で親から文句言われたり、親をよくしたら子供に文句言われたり、だからそちらからお願いされないと俺はできないんだ、俺からだとお節介になるから」
「武司さん、娘をよくしていただきたいです」
「言われたことはなんぼでもやるよ、後で揉めたくないからね確認するんだ。人間は都合いい時ばっかだからねトラウマなんだ・・・しっかりみてな」


武司さんはNさんに向かいながら「被っている、真上から何かに飲み込まれてる、それを取って軽くする、これにエネルギー吸い取られてる」と言いました。そして同時にNさんの身体全体から何か大きな覆いかぶさっているものを、「固い・・・なかなか取れない」と唸りながら抱え抜き取りました。

すると、「軽くなったぁ・・・ずっと笑えなかった」と応えるNさんに、武司さんは「チャクラから俺の元気をあげる」と胸の真ん中に手を当てました。その時、触れる前に武司さんは、両親に「娘さんの胸の辺り触りますけどいいですか?俺はお医者さんではないから体を触ってもいいという許可はないんだ。昔触って治したら後で触られたと文句言われたことがあった。だから親の許可が必要なんだ」と何度もおっしゃっていました。

「ぜひお願いします」という両親の頼みに、「わかった、やるよ」と手のひらをNさんの胸のあたりに当てました。

すると、Nさんは満面の笑みをみせ「すごい笑える〜!動ける〜!」と興奮していました。泪ぐみながら嬉しそうにNさんを見つめる両親の姿が印象的でした。

レポーター k

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