2021.1.17
昨年の7月に友人から「パーキンソン病をどうにかしてくれる方がいるけど会う?」と連絡がありました。コロナ感染症が気にはなりましたが、違和感なく九州から横浜へと向かいました。
友人が状態を伝えてくれていたのか、初対面の武司さんは「スキップできちゃうけどいいかな」と、にこやかに言われ、「よし!」と近くに来られ、両肩から何かを払いのけるようにさすりました。背骨が整えられた様な感触でした。直後に「歩いてみて」と言われ、立ち上がり歩くと、スムーズに足が出て歩けました。しかもその日のセッションで走れるまでになりました。「悪いところの部品を変えればいい」との言葉とセッションで、左顎関節症の痛みが取れ、2本の指くらいしか開かなかった口が3本の指分開くようになり、必然的に大きな声が出しやすくなり、滑舌もよくなりました。
初めてのセッションで、不思議だけれど体の変化は本当で驚いたり嬉しかったりで友人と一緒に泣けました。
翌8月に行った際、前回もいらしたお世話下さる方が、こんにちはの挨拶に添えて「美しい人だったんだね」と声をかけてくれました。九州に戻ってからの間、スカイプという方法で武司さんより毎日フォローを受けることができて、以前なら沈んでいくしかなかった心が、華やいだひと月を過ごせていたことに気づきました。
その後9月下旬、11月上旬と計4回の上京をしました。それ以降は、九州からでも行きたい思いもありながらも、コロナ感染拡大に歯止めが効かなくなったために上京を断念せざる終えませんでした。12月から武司さんにお会いできていません。
でも、嬉しいこともあります。上京の際の航空チケットの手配は夫がしてくれること、そして姑が快く「行っておいで」と後押しをしてくれていること。3人家族が思いやりの気持ちで繋がっていることを改めて感じたと友人に伝えると、「全て武司さんは分かって下さっているみたいよ」と、何気なく伝えてくれました。
武司さんは、「病気は治すのではなく元に戻すのです」と言われました。13年前に発病した、難病といわれる病気です。焦る必要なんてないけれど、良くなりたいと思っています。
武司さんに繋がれる、キーホルダー、武司さんの手の写真、武司さんの発した言葉、そしてユーチューブの動画がタイミングよく手元に届き、安心感で支えてもらっています。
コロナが終息し、早く武司さんにお会いできることを願います。