難病 好酸球多発血管炎性肉芽腫症 Tさん

好酸球多発血管炎性肉芽腫症

2020.7

8年程前から元々あった喘息が酷くなり、全身に発疹が出たりして病院にかかり検査を繰り返して受けた診断が好酸球多発血管炎性肉芽腫症で、原因は不明で完治することはないと言われているとTさんは静かに話しました。
それは難病のひとつで、白血球の一種の好酸球というものが異常に増加して身体の細い血管が炎症を起こし血液の流れが悪くなり色々な臓器に障害が出てくるらしく、今は薬で悪化するのを遅くしているだけとの事でした。
時々喘息発作も起こり息が苦しいのは仕方ないのかもしれないけど、少しでも楽になりたくて来ましたと遠慮がちに伝えていました。

「肺が悪い人は、肺が悪いのではなく空気が入ってこないだけ」と、武司さんはTさんの首の辺りで何かを掴み、5回位グルグルと首の周りから回し取りました。

その直後、Tさんの明るい声が響きました。

「あー!空気がスーと入ってきます!」

気持ち良さそうに何度も深呼吸をしていました。

その後、2週間後のセッションに訪れたTさんは、
「血液検査の結果が凄く良くなったんです!殆ど正常に近くなっていると、先生もビックリしていました!8年も通院していてこんなこと初めてなんです!」と、やや興奮気味に話しました。

武司さんは、頷いて聴き、「良くなるために来ているんだから、諦めないで一緒に頑張ろうね」と応えました。
医学では治らないと言われた病気の血液検査結果が、武司さんの一瞬のセッションで正常に変化した事実に、誰もが驚き感動した瞬間でした。

リポーター k

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